Comarch Loan Originationは、任意の営業チャネルを介してあらゆるタイプの顧客に金融商品を提供する金融機関のための、最先端のプラットフォームです。当社の融資プラットフォームは、当社独自のソリューション「Comarch Business Process Management」をベースに設計されています。このソリューションによって、ローン商品に関する全パラメーター、プロセス、関連画面、印刷物を顧客のニーズに合わせてカスタマイズしていただけます。また、あらゆる業務プロセスの設計・構成にもご利用いただけます。
Comarchの融資貸付システムは、信用供与プロセスの包括的サービスを提供して、金融機関の業務管理者が、プロセス、ユーザー画面、印刷物、業務パラメータ―、ロジック(アルゴリズム)などのあらゆる要素を自力で管理できるよう支援します。Comarch Loan Originationは構成可能で柔軟性に優れており、変更実施や新商品投入にかかる時間を最小限に抑えられます。検証済みの適切な商品を導入できるよう、テスト機能も備えています。1つの融資プラットフォーム上から、個人/法人顧客向け銀行商品の販売に必要な機能すべてをご利用いただけます。
顧客ニーズの特定、融資シミュレーション、申請書の提出、融資判断、契約の締結、資金の拠出など、すべての手順をサポートします。
顧客の財務状態、スコアリング/格付、各種データベースでの検証結果と照合した信用供与条件を取り入れた構成可能な契約査定アルゴリズムを採用しています。
各種コンポーネント間でデータを直接交換できるプラットフォームを採用して、外部システムや既存システムとのシームレスな情報伝達を保証します。
専門家ではないユーザーでも、定義済みのプロセスをサブルーチンとして利用することで、複雑なプロセスやユーザー入力フォーム、印刷テンプレートを手早く設計できます。
プラットフォームではプロセスの全履歴を記録して、関係するユーザー全員、修正日、貸付状況に関するデータを提供します。
データの正確さと整合性がシステムによって確保されているため、貸付審査プロセスでのエラー発生リスクをほぼゼロに抑えられます。
システム導入プロジェクトの支援から、個別の分析・助言サービスに至るまで、Comarchの専門家がお客様をサポートします。
組織の活動を効率的に管理し、市場の変化に迅速に対応することにより、稼働コストを大幅に削減できます。
あらゆる業務領域のプロセスに合わせて、カスタマイズを行うためのモジュールです。ビジネスユーザーのために設計・開発された、使いやすいグラフィックエディターを採用し、高度なIT知識がなくてもお使いいただけます。導入時に実施する短時間の講習を受けるだけで、ツールを使い始められます。
グラフィカルプロセスエディタは、以下を始めとするタスクを支援します。
Comarch Loan Originationの主な要素の1つが、ユーザー入力フォームの定義・管理機能です。信用供与プロセスの様々な段階で、エンドユーザーがフォームの入力を完了すると、このモジュールがプロセス管理機能を補完します。
フォーム管理モジュールは、以下の領域に適用されます。
このモジュールは、以下の機能を支援します。
このモジュールには、お客様からご提供いただく文書のリスト(文書チェックリスト)を生成するよう定義したアルゴリズムが含まれています。リストの内容は、商品の種別、要求数、収入種別など、銀行が指定したパラメーターによって異なります。
チェックリストの各項目にデジタル文書(電子ファイルとして)を添付して、お客様またはアプリケーションに紐付けることも可能です。添付文書はすべてリポジトリに保存され、権限を持つユーザーが検索/閲覧できるようになっています。
Comarch Loan Originationと別の(社内/社外)システムとの統合を、大幅に容易にする機能を備えたモジュールです。サービスの構成機能は、信用供与プロセスの手順から呼出しできます。構成作業には、分かりやすいグラフィカルインターフェースを使用するため技術に関する知識に自信のないユーザーでも、プログラマーの手を借りることなくタスクを実行できます。
これらモジュールでは主に、融資申請書や与信判断に伴う与信リスクの評価、より範囲を広げるならば、債務者全体の評価を行うにあたって、適切な戦略を設計・導入できるよう、銀行アナリストを支援することを目指しています。信用供与プロセスにスコアリング/格付モジュールを導入いただくことにより、与信リスクが低減され、融資ポートフォリオ全体の質的向上につながります。
スコアリング/格付モジュールの計算は、定義済みアルゴリズムとデータを基に行われます。
担保モジュールは、与信担保の管理に使用します。特に、担保の定義、与信プロセスにおける担保登録(担保債務資産、法令書式、査定額など)のほか、銀行取引システムへの担保登録などに役立ちます。システムに登録された担保は、同一顧客に関するプロセスから何度でも利用可能になります。
ユーザーによるシステムへのアクセス権の管理機能を提供し、以下の領域に対応します。
CLOフロントエンドは、システムのエンドユーザー向けの機能を備えています。ユーザーが業務で実行するアクションや、業務には関連しないタスクまでを網羅しています。フロントエンドのグラフィカルな外観や操作性は通常、銀行のコーポレートアイデンティティやUX / UI要件に合わせてカスタマイズされます。
CLOフロントエンドは主に、以下の項目を扱います。
CLOのこの部分には、システム全体や様々な個別要素の管理を支援するための機能が揃っています。これらは主に、複数のシステムモジュールが利用する汎用コンポーネントです。
なかでも以下のコンポーネントは、特に重要です。
Comarch Loan Origination(CLO)は、実績のある機能と柔軟なアプローチを両立させました。このシステムは高度な柔軟性を誇り、金融機関の実際のニーズに合わせてカスタマイズできるという点で、市場のソリューションと一線を画しています。CLOの主な機能をご紹介します。
Comarchは、業務、技術(設計、開発)、ユーザーエクスペリエンス(UX)、実装、統合、メンテナンスといった様々なスキルを、すべて兼ね備えています。Comarchではプロジェクト実装時もロールアウト後も、クライアントが新しいアイディアやプロセスを導入して、固有のニーズや事業背景に合わせてカスタマイズした最適なモデルを生み出せるよう、お手伝いしたいと考えています。
モジュール構造を採用したComarch Loan Originationならば、段階的な導入も可能になります。システムモジュールは、初期段階における計算や申込書の提出に始まって、信用度の分析/スコアリング/格付評価による顧客の紐づけ、さらには与信判断、与信契約を締結し、金融機関の基幹システムに資金を拠出するまでの、信用供与プロセス全体をカバーします。
Comarchの専門家が貴社のニーズに最適なソリューション選びをサポートします。