Comarch、O-RAN Allianceに参加し、拡張可能な無線アクセスネットワークの開発を実証

電気通信業界向けITソリューションのグローバルサプライヤーであるComarchは、O-RAN Allianceの新規メンバーになりました。O-RAN Allianceは、ソフトウェアベースの拡張可能な無線アクセスネットワークの促進と、O-RAN Allianceの重要な要素の標準化を目的としたコンソーシアムです。


市場がオープンRANに向かっており、O-RAN Allianceが成長の中心となる中、Comarchが新規加入するという決定により、O-RANアーキテクチャを他の事業者と並行して推進、サポート、開発するという同社の取り組みが明確化されました。O-RANアーキテクチャは、今日の静的で非常に独自性の高いRANインフラストラクチャを変化するユーザー、アプリケーション、そしてビジネスニーズに迅速に対応できる拡張可能なソフトウェアベースのサービス提供プラットフォームに変換するのに役立ちます。


通信業界において20年以上の経験を持つComarchは、モバイルネットワーク事業者にOSSとBSSソリューションを提供しており、RAN、IP / TX、COREネットワークでのマルチベンダーネットワークの管理を主に行ってきました。歴史的には、これは多種多様な独自のインターフェースと統合することを意味し、これにより自動化のユースケースでのネットワーク機能の活用が複雑化されました。これは特にサイロ化されたベンダーソリューションによって支配されるドメインであるRANに当てはまり、無線アクセスネットワーク機能はオープンインターフェースを介して簡単にアクセスできませんでした。Open-RANは、そのアプローチを180度変化させました。


Comarchは、O-RANによりRANサービスと機能のオーケストレーションと自動化、自己修復と自己最適化のドメインでのエンドツーエンドのユースケースでの作業を通じて相互運用性とインターフェースが保証されることにより、アーキテクチャの活用に焦点を当てています。


「Comarchは、オープンなRANアーキテクチャの将来性を強く信じ、積極的に取り組んでいます。O-RAN Allianceへの加入は、業界の革新と開放性を推進するという観点から、私たちがすでに行っている活動のワンステップであり、さらなる原動力となるでしょう。ベンダーに依存しないOSS及びBSSプロバイダーとしての電気通信業界での20年以上の経験は、O-RAN Alliance全体に付加価値をもたらすと確信しています。Comarchは、マルチベンダー、スケーラブルなRANアーキテクチャ、相互運用性、オーケストレーション、RANサービスと機能の自動化などの分野に焦点を当てた対話を行いたいと考えています。」(Comarch OSS コンサルティングリーダー、ミハウ・メンドララ(Michał Mędrala)・談)


O-RAN Allianceについて

O-RAN ALLIANCEのメンバーとコントリビュータは、世界中の無線アクセスネットワークの進化に取り組んでいます。RANは、将来的には仮想化されたネットワーク要素、ホワイトボックスハードウェア、O-RANのインテリジェンスとオープン性のコア原則を完全に取り入れた標準化インターフェースを基盤として構築されます。革新的な新製品のエコシステムはすでに出現しており、過去に多くの人が想定していたマルチベンダー、相互運用性、自律型RANを確証しますが、現在は、O-RAN ALLIANCEのメンバーとコントリビュータのグローバルな業界全体のビジョン、コミットメント、リーダーシップによってのみ可能になりました。O-RAN ALLIANCEは、要件を明確に定義し、その目的を実現するためのサプライチェーンエコシステムの構築を支援するために、事業者によって設立されました。


Allianceとその目的についての詳細はhttps://www.o-ran.org/をご覧ください。

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